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五月の青春の42のネタバレレビュー・内容・結末

五月の青春(2021年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ただでさえ残酷なこの物語がこんな残酷な結末で終わるなんて思ってもみなくてめちゃめちゃ泣いてしまった。残されたのがヒテだったからもっと苦しむだろうと思っていたけど、それは彼の祈りであり、愛だったということをヒテと同時に気づいたとき涙が止まらなかった。ミョンヒの祈り、まるでこうなることがわかっていたかのような祈りでそれはヒテにとってどれだけ生きる励みになるだろう。5月が来るたびにあの年の5月を思い出して苦しくなるのはそこに幸せがあって、愛があったからだということ。
すごく切なくて、切ないだけでは言い表せない歴史と奪われたものの大きさがひしひしと伝わるドラマだった。何よりヒテとミョンヒの逞しさ、互いを尊重し合いながら生きていた二人の姿が美しくて微笑ましかった。
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