AmiHaru

シー・ハルク:ザ・アトーニーのAmiHaruのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ハルクことブルース・バナーの従兄弟にあたる弁護士、ジェニファー・ウォルターズがハルクの血を輸血したことでシーハルクとなり、超人的な能力を持った弁護士として活躍していくといった内容の法廷コメディなんですが、とりあえず全体的に観てみて、最近のMCUは良くも悪くも挑戦的だなという印象を受けました。

話の内容としては1話完結型で、しかも今回の主人公であるシーハルクが、デッドプールのように第四の壁を突破して話しかけたりもしますので、自分は割とそれなりに楽しめました。

この他にも『インクレディブル・ハルク』に登場したアボミネーションといった懐かしいキャラや、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも少しだけ登場したデアデビルも、ジェンに深く関わるキャラクターとしてカメオ登場していたりもしていましたので、そこも長年MCU作品を追ってきた人たちにとっては嬉しい要素だったんじゃないかなと思います。
また、『エンドゲーム』の一件を経て、ブルースがなぜ元の姿に戻れているのかという点もしっかり明かされててそこも良かったです。

今後のMCU作品で起こりうるであろう展開の数々を匂わせる伏線もかなり張られていましたし、シーハルクというキャラ自体も今後も注目すべきキャラの一人となったわけなんですが、ただ最終回の展開…..あれは正直どうなのかなと、ちょっと個人的に思うところはありました。
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