ファイナルシーズンです。1シーズン4話構成、1話あたり50分という短めの時間ですが面白かったです。(この短さが見やすくて丁度良い)
首相という立場を利用して、更に強欲になっていくフランシス。国のこと等全く考えておらず、自分の利益のためだけに支配を続けているため、当然ながら支持率は下落。しかしながら、何故支持率が落ちているのか気づいていないようで、まさに独裁者です。
そんな中でフランシスに新たな事件が発覚。フランシスが従軍していた時期にキプロスで、フランシスが民間人を殺害していたというもの。今シーズンはこれが主になっていて、第1話から最後までこの一件を元にストーリーが進みます。
院内幹事長の頃から変わらず、同僚の弱みを握っては利用してきたフランシスが、遂に反撃に遭うところが面白いです。そして、フランシスを操ってきた妻エリザベスの存在も凄味が増して、手を下すのはフランシスだったため、エリザベスの証拠は何も残っておらず。女の方が賢いなと思いました。
全シーズン通してオープニングで流れる曲も壮大で、強いイギリスを表現していて、このドラマを制作したスタッフの方々凄すぎます。陰謀と復讐という暗いテーマですが、見てよかったなと思えるドラマで、オススメしたいです。