オダトモヒトの同名漫画が原作。増田貴久が男子高校生・只野仁人、池田エライザが少し風変わりな女子高校生・古見硝子を演じ、“人付き合い”が苦手な人々がそれぞれの悩みと向き合う姿を描く。
脚本は水橋文美江が手掛け、演出はドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)などの瑠東東一郎が担当する。
原作漫画やアニメでは、古見などコミニケーションが上手くいかないキャラ同士のすれ違いや勘違いを誇張して描く青春コメディになっているが、ドラマでは抑えている。
池田エライザなどの若手俳優が、目線や表情などで、自分の気持ちを上手く言えない葛藤など感情の揺れ動きを巧みに描くことで、地に足がついたリリカルな青春群像劇に仕上がっている青春ドラマだった。
