さはら

秘密戦隊ゴレンジャーのさはらのレビュー・感想・評価

秘密戦隊ゴレンジャー(1977年製作のドラマ)
3.7
始まりとしての功績。

V3の宮内洋をアオに据えた事で
アカやキが引き立って見える。
当初サブキャラクターへの配役に
不服だった宮内氏を納得させるために
偉い人が言ったという
「赤と青は小次郎と武蔵だ」は
あながち間違いでもなくな感じる。
キレンジャー大岩が最高。
赤の絶対的な安心感、
青のいなせな雰囲気、
どれともぶつからずに
独特な存在感と明るさで
『ゴレンジャー』のBPMを
維持させている。

だるま二郎(二代目黄)が酷かった。
めちゃくちゃ暗い。感じが悪い。
単に技量によるものかもしれないが
それにしても酷かった。
それと同時期に黒十字総統が
急にカラフルアホヒトデになってしまい
見るボルテージが下がってしまった。

だからこそ大ちゃんが
帰ってきてくれた時、
新命どんとのやりとりが復活した時は
とても嬉しかった。


怪人もユニークで、
素っ頓狂な脚本もチャーミングだった。
戦闘員以下のイーグル隊員、
セキュリティの概念がない
ゴレンジャールーム、
懲りずにえぐい兵器を
作っては盗まれる2年間。

最高でした。

太郎くんが大好き。



ゴレン ジャー゛
さはら

さはら