鬼泣斎

ユミの細胞たち2の鬼泣斎のレビュー・感想・評価

ユミの細胞たち2(2022年製作のドラマ)
4.5
昭和の終わりころの話です。田舎から上京した青年が憧れの大学生活だったのに馴染めず、鬱々と日々を送っていたある日、授業でたまたま後ろに座っていた女の子が、隣の子と定期試験の話をしているのが耳に入って、ふと振り向いて目が合ったとたんに恋に落ちました。話ぶりからするとたぶん東京の子です。田舎者のうえに小心者ですらあった青年は、それから卒業まで彼女とだけはついに一度も言葉を交わすことがありませんでした…それからはや40年が経ち、青年はとっくに元青年になりましたけれど、学生時代のいちばん甘酸っぱい記憶として彼女の姿を心に留めているのでした。
だからチョン・ソクホの演じたアン・デヨン(ダメだよぅ)編集長が、このドラマではぼくは一番好き。
鬼泣斎

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