リーガルドラマとしては、事案がたやすく解決しちゃうきらいはあるにしても取り上げるネタ自体は興味深くまずまず楽しめた。マンションの音問題とかね。主人公2人を囲むお仲間たちが梁山泊的好漢ぞろいってのも良い。ところが物語の進むにつれて、よくあるように重心がラブロマンスへシフトしていくわけだけれど、これがどんどんどんどんダルくなる。そんなのサイドのサイドでいいよう。最後に結婚式まで見せられるとは。たとえば「アクシデントカップル」なら、”ハン・ジス命”で全編徹底的に押した物語だったので最後の結婚式シーンは快哉だったんだけど。
結局、チョ・ハンチョルが頑張ってましたね、という記憶が残るだけじゃないかなあ。