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最愛のpokotanのレビュー・感想・評価

最愛(2021年製作のドラマ)
4.2
塚原あゆ子監督×奥寺佐渡子脚本×新井順子プロデュース作品の安定の面白さ。

1話から一気に惹きつけられた。
白川郷の風景の素晴らしさの中、起きる事件。
誰が殺したのか、徐々に明らかになっていく。

それぞれが思い合って、行動してる。
優が梨央のために起こしたこと、父親の子供たちへの想い、大ちゃんの梨央への想い。
その想いがぶつかる5話の終盤は泣けた。

最終回は、パンドラの箱が開くように、それぞれの事件の真相が明かされる。
「何で一線を踏み越えた?
踏み越えてまったら、戻って来られんやろ」
ぶつかる2人の最愛への想い。
そこで、箱が閉じる演出がニクい。
梨央の幸せのために真実を隠さないといけないと決意をする大ちゃん。

方言も心地よく、台詞も素敵でとても良かった。
キャストも脚本も演出も音楽もマッチして、上質で良質なドラマだった。
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