神の雫/Drops of God シーズン1の8の情報・感想・評価

エピソード08
オール・オア・ナッシング(最終話)
拍手:11回
あらすじ
フィリップのワイナリーで行われることになった第3ラウンド。 一青とカミーユは答えを求めて試行錯誤する中で静かに言葉を交わす。 そして、ついに全ての審査が完了。 無事に課題を出し終えた2人をフィリップはディナーに誘い、 採点結果が出るまでの安らぎのひとときを過ごすことに。 一つのテーブルを囲んで気さくに語り合うカミーユとフィリップ親子を にこやかに見つめる一青は、 カミーユに自身の最大の秘密を明かす決意をする。
コメント3件
tearra58

tearra58

《DropsOfGod/神の雫》第7~8話鑑賞。凄い、面白過ぎる。これはシーズン2作られるのもロッテントマト100%94点なのも頷けるわ。最終回にして物語が二度始まるというか、遠峰(山下智久)がカミーユ(フルール・ジェフリエ)に秘密を打ち明けてからが真骨頂な気がする。フルールさんの日本語の発音が本当に綺麗で遠峰が他の人に聞かれたく無い時に日本語で話し掛けるのが良い。フィリップと遺産弁護士がすっかり意気投合して二人でワイン飲んでる姿も和む。課題を通して遠峰が掴んだ『答え』は本当に大事なモノだったと思う。厳粛な想像を絶する重圧の家庭環境で育った一見喜怒哀楽乏しいのかな?と思わせて実は違う役柄を英語と日本語で見事に演じきってくれた山Pに感謝。フルール・ジェフリエさんも香りに関する表現や遠峰と通じ合えてからの可愛らしい感情表現など素晴らしかったです。ルカが最低な悪役であるお陰でラストの爽快さが気持ちいい。 AppleTV+ドラマの中で一番面白かったです。
mica

mica

なんだかね、最後まで観て良かったと思えるドラマだった。物静かな山Pにとても合ったドラマでした。色んな事書くとネタバレになっちゃうからな… その後のストーリーをもう少し観たいとさえ思いました·͜· ︎︎ 山Pあの大量の🍷どないするんだろ(笑) 素手でけっこーな大きな魚🐟山Pお主やるな(; ・`д・´)⟡.·
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orangejuice

orangejuice

このコメントはネタバレを含みます

ワインを知るには、その葡萄が育った地形とかその年の気候とか土のミネラルまで含めてのワインなんだということをこのドラマをとおして知ることができた。 カミーユと一青が打ち解けていく様子があたたかいな。序盤の殺伐とした関係が嘘みたいに。 一青が魚を素手で捕るシーン。カミーユとトマをよそに、ひとりぼっちで魚と格闘する姿が並外れてるしコミカルで笑ってしまう。 あたたかな食卓。ここでは血の絆だけが絆ではないと教えてくれて。このドラマで1番好きなシーンかも。 一青の唐突な日本語。思慮深さと、そしてその眼差しの強さが痛いほどに胸にくる。 カミーユの暴言とそれを真似する一青が可愛いな。 母の涙の意味は。 一青にたいする懺悔、夫に対する懺悔。 夫に冷たかったのは。試し行動だったかもしれない。この世でたった1人、甘えられる人。その夫がいなくなった時の動揺。依存していたのは母の方だったのでは。 一青は、母を守った。 遺産の半分を手に入れられる権利と引き換えに。 母も愛に触れて、心が解けた瞬間だったのかもしれない。 一青が父の腕の中で子供のように泣いていて。感情をここまで出せるのは、やはりこの父だけなんじゃないかと感じたし、血のつながり以上のものは確実に存在していて、それは時間だったり心を交わした密度だったりするのかもしれない。 一青とカミーユの打ち解けるスピード感は、やっぱり血のつながりを感じたり。けれど、同じ苦しい闘いをする中で、同志の絆みたいなものが生まれたんだなきっと。 物語の序盤は、刺々しく、周囲を牽制し続けていた一青が、愛に出会って目覚めて行く中で、頬が柔らかく、瞳に輝きが宿る姿がほんとに美しかった。 愛はその真っ只中にいると、とても複雑で一生かけても到底わからない謎のように思えるけど。 実はシンプルなものなんだと。 誰かを愛おしいと思う気持ち。その人を大切にしたいという想い。たったそれだけのことなんだなってとわからせてくれた。
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