神の雫/Drops of Godの8の情報・感想・評価

エピソード08
オール・オア・ナッシング(最終話)
拍手:10回
あらすじ
フィリップのワイナリーで行われることになった第3ラウンド。 一青とカミーユは答えを求めて試行錯誤する中で静かに言葉を交わす。 そして、ついに全ての審査が完了。 無事に課題を出し終えた2人をフィリップはディナーに誘い、 採点結果が出るまでの安らぎのひとときを過ごすことに。 一つのテーブルを囲んで気さくに語り合うカミーユとフィリップ親子を にこやかに見つめる一青は、 カミーユに自身の最大の秘密を明かす決意をする。
コメント2件
mica

mica

なんだかね、最後まで観て良かったと思えるドラマだった。物静かな山Pにとても合ったドラマでした。色んな事書くとネタバレになっちゃうからな… その後のストーリーをもう少し観たいとさえ思いました·͜· ︎︎ 山Pあの大量の🍷どないするんだろ(笑) 素手でけっこーな大きな魚🐟山Pお主やるな(; ・`д・´)⟡.·
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orangejuice

orangejuice

このコメントはネタバレを含みます

ワインを知るには、その葡萄が育った地形とかその年の気候とか土のミネラルまで含めてのワインなんだということをこのドラマをとおして知ることができた。 カミーユと一青が打ち解けていく様子があたたかいな。序盤の殺伐とした関係が嘘みたいに。 一青が魚を素手で捕るシーン。カミーユとトマをよそに、ひとりぼっちで魚と格闘する姿が並外れてるしコミカルで笑ってしまう。 あたたかな食卓。ここでは血の絆だけが絆ではないと教えてくれて。このドラマで1番好きなシーンかも。 一青の唐突な日本語。思慮深さと、そしてその眼差しの強さが痛いほどに胸にくる。 カミーユの暴言とそれを真似する一青が可愛いな。 母の涙の意味は。 一青にたいする懺悔、夫に対する懺悔。 夫に冷たかったのは。試し行動だったかもしれない。この世でたった1人、甘えられる人。その夫がいなくなった時の動揺。依存していたのは母の方だったのでは。 一青は、母を守った。 遺産の半分を手に入れられる権利と引き換えに。 母も愛に触れて、心が解けた瞬間だったのかもしれない。 一青が父の腕の中で子供のように泣いていて。感情をここまで出せるのは、やはりこの父だけなんじゃないかと感じたし、血のつながり以上のものは確実に存在していて、それは時間だったり心を交わした密度だったりするのかもしれない。 一青とカミーユの打ち解けるスピード感は、やっぱり血のつながりを感じたり。けれど、同じ苦しい闘いをする中で、同志の絆みたいなものが生まれたんだなきっと。 物語の序盤は、刺々しく、周囲を牽制し続けていた一青が、愛に出会って目覚めて行く中で、頬が柔らかく、瞳に輝きが宿る姿がほんとに美しかった。 愛はその真っ只中にいると、とても複雑で一生かけても到底わからない謎のように思えるけど。 実はシンプルなものなんだと。 誰かを愛おしいと思う気持ち。その人を大切にしたいという想い。たったそれだけのことなんだなってとわからせてくれた。
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