地獄の沙汰も金次第。必殺仕事人シリーズのオープニングではそう言っていたけれど、あってもなくても地獄だと突き付けられる血みどろ地獄絵図。例え大金があっても必ずしも幸せとは言えない、むしろ不幸の始まり。
賞金をかけて命懸けのゲームをする作品って面白いなと、この作品を見るまでそう終わっていた。手に汗握る心理戦も、ゲスなヒール役も、残酷なまでの容赦ないルールも、全て創り物だものと割り切れていた。カイジが大好きだからこそ、イカゲームに期待していた。似てようが何だろうが良いと思ってた。そうか、むしろ韓国版カイジと呼べるものなら良かった。パクリだ酷似だと言われてるけど全く別物。全然興奮しない。
そんなに流血させなくて良いんじゃない？と毎話毎話思いながら、悪趣味としかいえないゲームを薄目で見届けた。大金は人を狂わせる、それはよく伝わりました。以上。
