知略を巡らして戦うというより、運とパワーで大体決まるシンプルなゲームでサバイバル。ゲームの面白さ自体はほとんどないし、殺しあいも許されているものだからゲームの存在意義すら薄い。
あとは極限状態で如何に残酷になれるか、如何に人間の心を保てるかという心理ドラマ。
臓器のくだりはやたらグロテスクで良かったけど、お兄ちゃん探しのサイドストーリーも中途半端だった。
演出もダサめで古臭くて好みじゃない。金持ち白人のシーンはコテコテすぎて観ていて恥ずかしくなる。今さらこのテイストのドラマが大ヒットする理由が謎。
最初の二話はぜんぜん面白くなくて止めようかと思ったが、三話のぐらいから気になって、そこから六話ぐらいまでは展開が激しくてサクサク観てしまった。人数減ってくると盛り下がるが、長くないのは良い点。
終わってみると何も残らないが、不条理に無惨に人が沢山死ぬドラマが観たいならオススメ。
