ハチチ

地獄が呼んでいるのハチチのネタバレレビュー・内容・結末

地獄が呼んでいる(2021年製作のドラマ)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

確実に第2シーズンあるだろこれぃ!という終わり方だった。

・1−3話が序章で4−6話がメインディッシュの印象を受けた。
・オカルト要素が強すぎて得体の知れない超常現象が軸なので個人的に入り込めず若干低空飛行だったものの最後5、6話で怒涛の展開で引き込まれ手に汗握ったし、非常に楽しめた。
・あの3体の黒い化け物、どうやっても絶対的に勝てないものという刷り込みがあったからこそ、最後の赤ちゃん生還はグッときたよね。。
・がっつりテレビ中継して、奴らがくるのか来ないのかって引っ張って
しっかりきてしっかり殺して焼却するっていう流れで完全に視聴者側にもヤツらが絶対的な存在であることを知らしめる。。シンプルで秀逸。
・にしても、あの黒い彼ら、やたら殴りまくったり引きずりまくったり、お前ら人喰い鮫かっていうなぶり殺しをする一方であっさり焼却してしまうパターンもあるし、初代議長に至っては生きている状態で焼却するし、結構裁量は広めなんだな。バリエーション豊かで飽きさせない工夫を感じた。

・現代の社会や世相を反映しているのはバンバン伝わってくる。混沌とした世の中でどうしようもない外部要因や天災でやり場のない感情が渦巻いているから、法律や倫理といった規範がぶっ壊れた私刑がストレス解消になってまうし煽動力が半端ない。

・容赦のない暴力描写が本来の韓国映画に近いものがあり良き。
・ミン弁護士、再登場してからはしっかりと強くなっており、リベンジとばかり矢じりの連中をぶっ倒していくシーンは爽快だった。。設定は全く異なるがアイ・スピット・オン・ユア・グレイヴを思い出したよね。
・最後に生き返ったあの人、刑事の娘さん、、伏線が暴れてる笑
第2シーズンが楽しみです!
ハチチ

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