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恐怖劇場アンバランス
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『恐怖劇場アンバランス』のエピソード情報

木乃伊(みいら)の恋

死を予告する女

殺しのゲーム

仮面の墓場

死骸(しかばね)を呼ぶ女

地方紙を買う女

夜が明けたら

猫は知っていた

死体置場(モルグ)の殺人者

サラリーマンの勲章

吸血鬼の絶叫

墓場から呪いの手

蜘蛛の女

『恐怖劇場アンバランス』に投稿された感想・評価

円谷プロが「怪奇大作戦」に続いて大人向けに作られたホラー要素を含むミステリーやサスペンスを扱ったTVドラマ📺
中々スポンサーが付かず3年後の深夜枠の放送となる😅


心臓の弱い方、お1人でご覧になる方は、この恐怖劇場アンバランスはご遠慮下さい。。
というナレーションが印象的😁

全13話で最初と終わりに青島幸男が解説する場面を新たに撮影挿入される


原作
西村京太郎、松本清張、山田風太郎、仁木悦子など。。

監督
鈴木清順、藤田敏八、神代辰巳、黒木和雄など。。

出演
大和屋竺、蜷川幸雄、唐十郎、野坂昭如、石橋蓮司、財津一郎、春川ますみ、岡田英次など。。


ヒットはしなかったが今振り返ると凄いスタッフ、出演者達😮‼️

長いこと観たいと思いつつ約30年が経ってしまった。。😅
やっとGEOとTSUTAYAから混合して6枚借りて完走
無茶苦茶面白いわけでは無かったけど感慨深い😁
3.8
2
邦画有名監督が集う恐怖アンソロジーとあれば、観ておいても損はない筈。
青島幸男の後撮り前説(?)も味わい深い。タイトルバックに円谷を感じる。
以下、観た回のインプレ。

「木乃伊の恋」(田中陽造/鈴木清順)
最初こそおとなしいものの、時代劇パートで復活する木乃伊な大和屋竺が動き出すと、途端に清順らしいスラップスティックが前面に出てきて、続く現代パートの浜村純の怪演と渡辺美佐子(@雨降らされ女優)の倦怠で身悶える超絶謎作。脚本はやっぱり心中脚本家な田中陽造(笑)。

「死を予告する女」(小山内美江子/藤田敏八)
蜷川幸雄、藤田佳子、楠侑子
放送第二話。売れっ子作曲家と、認知してもらえない女の心の断絶が、死神を呼びこむタイムリミット・サスペンス。自分が明日死ぬ、と予告されたら。身勝手で時代の寵児を気取る作曲家に蜷川幸雄。病気の娘を持つ内縁の妻に藤田佳子(大映→東映)。男の前に表れる蛇のような死神(眉無しの60年代メイクがガチで怖い)楠侑子(別役実の奥様)。父親になるのを拒み、態度を保留する男というのが藤田敏八らしいとも言えるが、ここは小山内美江子の作劇による男達への辛辣な一打であろう。
作曲家の友人の作詞家に財津一郎、プロデューサーに名古屋章、この三人がまるで少年の肝だめしのように恐ろしい一夜を過ごすのがおかしくもある。バーのお色気ママに荒砂ゆき。非常にスタンダードなモダンホラーとなっており、シリーズコンセプトに合ったものだろう(この場合のアンバランスもやはり、男女の仲というのが大人っぽくてよい)。それにしても蜷川さんは芝居が下手。

「仮面の墓場」(市川森一/山際永三)
早川保、橋爪功、三谷昇、緑魔子、小野千春
放送第四話。そんなに観念的な話には、自分には思えなかった。「眼球譚」の解題、だよね。最後は主人公の見る彼岸に行ったろうってだけで。何よりも密室劇、スリラーとしてよく出来ていて、ロケーションのつぶれた映画館も良いし(モリエール?)、合間合間に入ってくるショック描写とか、いかにも石井輝男門下の山際永三監督って感じで。視聴者とドラマを接続する役目の早川保もうまく機能してるし、何よりも唐十郎がいい。クライマックスの一人芝居は見ていて得した気分になる。緑魔子はこの年「盲獣」もあったという事で病的な感じが凄くハマっている。唐をアンバランスゾーンに連れ込む美しい娘に小野千春。橋爪功も若くてギラギラしてて良い感じ。

「夜が明けたら」(黒木和雄)
原作は山田風太郎。愛娘を脅したチンピラに対し傷害を起こした西村晃が娘からも去られ、社会的に放逐されていく様を極端な音数の少なさと、全学連くすぶる新宿超高層ビルに照らし合わせ、人を追い込む黒幕は誰かを告発していく。浅川マキのライブも。

「地方紙を買う女」(小山内美江子/森川時久・監督補:満田かずほ)
夏圭子、井川比佐志、山本圭、中島葵
原作に忠実に山梨県が事件の舞台となっているが、人気商売の世界で創作者であろうとする流行作家・井川比佐志とトップ屋・山本圭の関係の崩壊が重点的に掘り下げられており、男たちの関係が女をきっかけにバランスを崩していく点で、同じ小山内美江子作品「死を予告する女」の異本と考えてよい。氷のように美しい夏圭子の幸薄げな佇まいにはっとさせられる。アフレコである事を活かしたSEのつけ方、音の消し方が心理描写と連動して巧み。まだ動いているホテル・ニューオータニの展望レストランからの外景が見られるのは貴重。

「サラリーマンの勲章」(上原正三/満田かずほ)。
「新宿泥棒日記」を観たあと、横山リエ繋がりで見た。
社会人生活/夫婦生活という、いわば現代人の基礎となる部分こそアンバランスゾーンにいつなるかも分からない、というシリーズテーマを語る役どころ。テレビシリーズのフォーマットに忠実である。
昇進という「勲章」を捨てて自由な、小さな自己を持つには、自分を殺さなくてはならないという、自分殺人計画。
そこには一種ディック的な諦念、ハメットが描く「フリットクラフト・テイル」の諦念が存在する。
出世したくないサラリーマンに、黒縁メガネの梅津栄がハマり役、ゲスト陣がマイティ・ジャック組なのが皮肉な感じ。
当時のヒッピー文化への厳しい目線が挿話として描かれる。"自分のやりたい事"など出来なかった戦争と地続きだった戦後のサラリーマンの悲哀を、上原正三の筆は冷ややかに描き出す。この人は本当は特撮以外の方が上手いのではないか。
横山リエはアングラっぽい芝居をしているのだけれど、とてもそれが耳に心地よい。でもやっぱりボブカットが素敵だなと。富士真奈美はこの頃にはすっかり女将な感じなんだなぁ。満田さんの演出は止め画を活かしてインパクトを入れるウルトラ時代に近い感じ。中々キレがある。

「殺しのゲーム」(長谷部安春)
はまた更新できたらします。
5.0
0
オリジナル脚本の回はホラーなんだけどあくまで正気のミステリ仕立てで、でもそれらしい落とし前は一切つけずに終わってどれも面白い。埋めたはずの死体がなくなっていてもお約束で怪奇現象が起こったわけでも実はだれか生身の人間が掘り返したとかでももちろんなくて、ただそのはっきり不可解な恐ろしい事実があるのでとりあえずどうにかしないといけないというか。墓場から呪いの手、最初からやりすぎやりすぎ。吸血鬼の回で、白人の吸血鬼が「Transilvaniaカラ来タ」って片言で説明するのも良い。