本当のバディとは…自分自身！
話数を重ねるにつれ、ミステリーとホラー、からのアドベンチャーにバイオレンスそしてファンタジー。とテーマパークを飛び回るような味変チャレンジに先が読めず、毎週どうするのこれ…状態だったところを最終的にはちゃんと熱い「ヒーロー映画」に集約させる手腕はさすがとしか。
今作は古の神々の代理戦争みたいな話にまで広がってしまい、これがシャン・チー（陽気拳法青年）やエターナルズ （迷惑宇宙家族）などMCUフェーズ4の他のメンツとどう絡むのか、そもそも絡む気があるのかさっぱり想像できない。アメコミ原作エアプ勢の弱みであり強み。
それは勿論わくわくと同義なのだけれど、そろそろ「誰がどこで何を」把握が大変になってきたぞ。一枚にまとめといてくれ。
それはそれとして、オスカー・アイザックは今後も、下手すれば向こう10年くらい多重人格ギアチェンジ演技の継続を強いられるのだろうか。表情筋がマッチョになりすぎて骨相変わりそうまである。
