このレビューはネタバレを含みます
JO1のコンテンツやと思って見たら、思いの外良作やったのでメモ。
プラス1
脚本、演出、演技すべてがマッチしてて引き込まれた。
ストーリーと演技はところどころくさいけど、味が出てた。
原作も魅力的やけど、映像化するために必要最低限の脚色が、良い塩梅やった。
ゆく春
これも良い塩梅の脚色。
けんじも友見も春樹も、全員キャラがしっかり振られてて、感情移入しちゃって最後は号泣。
過去と現在の行き来のタイミングが絶妙で、めちゃくちゃ素敵な作品やった。
あと、沙也加がいることで、ちょっとリアルな感じでてる。過去のことは過去のこととして大切にしまいつつも、次に進んでる感じで。
スプリングコール
前2作とは雰囲気がガラッと変わって、ちょっとポップな感じやった。
深夜ドラマみたいなテンションの演出、可愛い。
面白かった!
近況
最初の方は読める展開でそんなに引き込まれず…
この話はそんなに好みじゃないかな〜って思ってたら、エンディング前のシーンで印象が変わった。「近況」っていうタイトルが天才やなぁ。
すごく好きな話。
どこ吹く風
いい話やけど、ちょっとありきたりやなぁって感じちゃった。映像で魅せに来てる。
音楽の使い方が好み。
これは原作読んでない。どんなかんじなんやろ。
なにがなんだか
こういうの好き!
テンポいいし、笑える要素もあって楽しい。
主人公、薄顔で一般の男の子感あるのに、造形が綺麗やからオーバーなリアクションしててもまったく不快感がない。配役がぴったり。
歌で撃退するシーンが好き。
アイドルにこれやらせるって反対する人もいたんやない?ってちょっと思ったけど、この作品を表現するのに必要なシーンやった。すごくいい演技。
ドラマ見てから原作読んでわかったけど、1番原作に忠実やった!
全体
1話目が良すぎて、すぐに原作を購入して1話ずつ比べながら3日で一気見した。
原作はキャラの重みがまちまちなのと、含みを持たせた終わり方が多くて、短編漫画としてすごく面白かった。
たぶん映像にするとなると、物足りないっていうことで各話の主人公+ヒロインのキャラ設定がしっかりされてたのと、結末を結構はっきりと見せる形になってた。それが全然無駄じゃなくて、むしろ良いと思った。
特に、プラス1、近況、なにがなんだか、は何回も見返したいかも。