シーズン2からが本番のように見えるが、謎が次第に回収されていき、更なる疑問を生んでいく先読みの不可能さがあるから、シーズン1だけでも十分に完成されているのが分かる。
「仕事をプライベートに持ち込まないなんて最高じゃん!」と最初の方は思っていたけどそんな簡単な話でもないわけで、裏を返せば仕事が外に出ないから、クソみたいな体制であってもい隠蔽できる。そんな企業に対して、監視下に置かれちっぽけな存在に見える労働者が抵抗していく所に浮世離れした話ながら共感を覚える。最初の方は無味無臭に思えた同僚たちも、時間が進むにつれて人間臭さが出てくるのが良い。