山田杏奈目当てで鑑賞。
原作小説読了した上で鑑賞。
「青春は気まずさでできた密室」と言う本作のテーマ、キャッチフレーズが大好きで原作もあっという間に読み終わったが、ドラマ版もその点を忠実に描いていて良かった。
しかも殺風景と加藤木が事件の真相を追うパートは原作には無い為、それだけでもドラマ版を鑑賞する価値がある。
内容自体はちょっとしたサスペンス、ミステリーが続く短編ものなのだが、サスペンス要素を出してくるタイミングが全話絶妙過ぎて惹きつけられる。
個人的には「メロンソーダファクトリー」と「捨て猫と兄妹喧嘩」が好き。
山田杏奈のニンはやはりこの手の目力が際立つ役回りがハマっている。
叶井の件を心に抱えながらも、犯人へ仕返しをする為の芯を持っている強さが見事に表現されていたし、なんだかんだで加藤木の事を気にしたり、支えになっている繊細も伝わってきた。
