このレビューはネタバレを含みます
今回のテレビドラマでずば抜けて面白かった作品。
やっぱりクドカン作品の底の深さは凄いなと改めて思った。
まず昨今定番の昭和と令和な対比だが、あの昭和の表現をあの時間帯のドラマでがっつり表現している事に脱帽。
しかも昨今の令和のくだらなさである説明義務を字幕で表現していたところも良い。
世代的に昭和ネタは半分くらい分かったが、とにかく最初は令和クソくらえと言わんばかりの阿部サダヲにとにかくスッキリする。
ただ、それだけでは終わらず、不倫の回、そして最終回には令和の良さ、更に言うと時代性に依存せず、各自が決める、判断する、肌で感じる事が大事である事を面白おかしく伝えてくれたところに更に感動した。
Creepy Nutsの使い方も絶妙過ぎた。