UFOとカルト宗教を扱った話。大まかなストーリーは、宇宙人が見えるジヒョ（チョンヨビン）が、失踪した元カレのシグク（イドンフィ）を、友達のボラ（ナナ）と協力しながら探していくうちに、カルト宗教団体を調査することになっていくという内容。
この、チョンヨビンが演じたジヒョという人物は、常にほぼすっぴん&髪ボサボサ。冴えない地味キャラなのが、いかにも女優さんが演じてる！という感じじゃなく、リアリティがあって面白かった。チョンヨビン出演作はいくつか見ているけれど、『ヴィンチェンツオ』の時はキレイだな〜と思っていた女優さんなのに、今作ではとても同じ人に見えないところが本当にすごいと思いました。
あと登場人物にイケメンがいなさすぎたせいか、キム刑事を演じたリュギョンスがかっこよく見えた（失礼）笑。『青春MT』で素のキャラも垣間見ているので、すっかりペンになりました！イドンフィの使い方は少々もったいなかった気もするけど…これはこれでいいのかな。
見る前は『人間レッスン』と同じ脚本家と聞いて、またグロかったらどうしよー？とちょっと心配していたんだけど、そこは大丈夫だった。野球帽を被った宇宙人がCGで登場することに最初のうちはB級感を感じたものの、そんなことはすぐどうでもよくなり、最後までイッキ見でした。
印象的だったセリフは、ジヒョが言った「誰を信じるかは私が決める」というもの。この一言に、このドラマが伝えたかったことが込められているように思いました。
扱う題材的に好みが分かれる作品だとは思うけど、私はけっこう好きです、こういうの。
