慶余年2~麒麟児、挑む~の17の情報・感想・評価

エピソード17
定められた落第
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あらすじ
会試が近づき、范閑は史闡立(シー・チャンリー)たち受験生の様子を見に行く。史闡立は焼き払われた村・史家鎮の唯一の生き残り。試験場では礼部尚書・郭錚(グオ・ジョン)の提案による改築工事が行われており、史闡立たち受験生が名前の売り込みも兼ねて働いていた。范閑は立場を隠して彼らと交流する中で、会試に不正がはびこっていることを知る。
コメント1件
tanzi

tanzi

会試のカラクリ。 范閑と試験官を務めるのは郭錚。 違法なことはしていないと主張するこの礼部尚書は、金がなく改築作業に加わった書生達を記録し試験が始まる前から落第させるためにリストアップしていた。 「大切なのは、品性です」 さも当たり前に平然と話す言葉に つい数年前の日本でも私大医学部で女性と浪人生を得点調整など不正入試が発覚、不法行為が認定され損害賠償が確定した事案や、純粋に点数で合否を決めず性別というだけで差がつく公立高校入試「男女別定員制」が、2024年にやっと完全廃止になったことなどを連想してしまう。 「大切なのは、性別です」 と、今の日本では入試だけでなく様々な場面で言われてるに等しいよねぇ。 古装ドラマでハッとさせられるのは、それが架空の国時代の話であれ現代に生きる世界との強烈なアナロジーを感じることやねんなぁ。 そんな世界に慣れ切った人達の諦めや無力感は他人事じゃないように自分には思えるし、 だからこそ范閑の公平を求める気持ちが眩しく頼もしく見えるんやわ。