たかし

パラレルのたかしのネタバレレビュー・内容・結末

パラレル(2022年製作のドラマ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

兄サム(14):優等生キャラ
弟ヴィクトール(13):兄と正反対
ビラル(14):頭良い。科学者の母と2人暮らし
ロマーヌ(14):心臓が弱い母と父違いの妹カミーユ溺愛。母の再婚相手エルベに反感。

2021年3月。4人組は秘密基地シェルターでビラルの誕生日を祝っていた。急な五秒間の停電ののち、サム以外消えた。髭面メガネの男が現れ15年後のビラルだった。
一方、ヴィクトールとロマーヌは明るくなったシェルターに2人だけ。それから4年後…兄サムと違う不遇な親からの扱いと寄宿学校でのいじめを受けるヴィクトール。エルベの愚行により母の他界に遇うロマーヌ。2011年の少女ユーゴモローの失踪を調べるうちにビラル母が勤めるERNの実験(宇宙の起源の解明するための量子加速器再稼働)が関連してると推理し、実験日時にシェルターに集う。すると元の世界に4年後の姿で戻れた。
4人再び結集するも、ヴィクトールには物の時を進める(老化、腐敗)能力、ロマーヌには時間を止める能力が身についていた。なぜ、ビラルは15年後からタイムスリップしてきたのか…ロマーヌと2人だけになった世界線から来たのは親を恨むヴィクトールを止める(サムを能力で殺した)ためだった。4人の絆によりヴィクトールの暴走を止め、時間ギリギリでシェルター到着。そして実験敢行…

元の姿で、停電当時に戻った4人。
ビラル宅での誕生会。ソフィアからの誕プレを見て、これまで起こった記憶が皆甦った。


1話30分強の6話構成で見やすい長さの割に中身は濃密で、ネタ蒔きと伏線回収はしっかり出来てた。次シリーズ作成も可能だろうがマイナーチェンジしないことを願う。サムが主人公かと思えば後半はビラル。ヴィクトールのヴィラン感が半端ないw
『なんてこった』
たかし

たかし