リーガルハイ　2ndシーズンのひろのネタバレレビュー・内容・結末

一期よりもさらに面白く感じられた。
全体の内容もいいけど、各話のクオリティがとても高い様に思えた。

全体の話をすると、
一期では黛の理想主義が古美門の実力主義に太刀打ちできる余地がなかったが、今回登場する羽生は「全員平等」という理想を掲げながらも実力が高く、古美門に肉薄する。
二人の対決はまるで共産主義と資本主義の対立の様に見えた。
古美門がその対決に勝利した理由が「人の欲望を愛したこと」というのもその対立構造を印象付けている気がした。
羽生が敗北した理由は古美門の「勝ちたい」という欲望と黛の「真実を暴きたい」という欲望だったというのは構成が綺麗。

各話も「人の欲望」にフォーカスした対立構造を黛の心境とリンクさせた話が多かった。
毎回、テーマがはっきりしていて1話完結としての出来が高い。
あと別府さんがめちゃくちゃ可愛い。
クールに見えてポンコツお茶目ってアニメキャラみたいだけど、それを演じられる広末涼子の顔力が凄すぎる。