サッカー選手を解雇させられた主人公が、スポーツマネジメントの仕事をセカンドキャリアとして歩み出す!というお話。
自分はまだやれる!と思っている状態で解雇されるのは非常に悔しいだろうなぁ。
その想いがヒシヒシと伝わってきた。
何をしても身が入らず、俺は何をやってるんだろう?という日々。
そんなある日、スポーツマネジメント会社の社長から声をかけられ、社会人として働き出すプロセスがよかった。
こういった偶然の繋がりが運を呼び込む事も、現実にはあるので。
僕自身も師匠と呼べる人に若い頃拾われて、今の自分があります。
反町隆史と綾野剛の関係は、自分の過去をオーバーラップしてしまい、他人事には思えなかったです。
なかなかセカンドキャリアを受け入れられない心理描写も共感できるものがあり、引退を受け入れるシーンはグッときました。
物語としてはそこがピークで、あとはしなくても良い社長との対立になってしまい、そこはとても残念。
このドラマで観たいポイントはそこではなく、純粋に主人公が社会人として成長していく過程を描いてほしかった。
社長が異常に固執していた友人に裏切られたエピソードは語られるだけなので、薄っぺらいし、みみっちいなとしか思わなかった。
スポーツマネジメントが、アスリートが素晴らしいというメッセージじゃなくて、誰でも第二の人生を歩むことができるという強いメッセージを打ち出して欲しかったな。
ちょっと期待しすぎました。
でも面白かった。
芳根ちゃんも可愛かったしね😊