Mrsフロイ

アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班のMrsフロイのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

津田寛治の硬派な刑事を期待して視聴。
深夜枠として放送のテレビドラマ。

米国で実際にあった殺人事件を取材し、現代日本での事件として設定したオリジナルドラマ。
ドラマでは殺人犯として取り調べを受ける男性が、無罪を主張。その取り調べの期間中も自動投稿で、自らの無罪を訴える動画をアップロードし続ける。
拘留を解かれた後に、その犯行の真意を告白する動画をアップ、事件の全容が明らかになる。

ドラマの最終盤、米国での実際の事件の映像が流れる。1995年ジョージア州で起きた「天才ストーカー事件」、そこでは容疑をかけられた犯人が裁判の法廷で、自らの弁護を展開し、犯行の目的である殺した女性の友人の異性交遊関係を明らかにする。
こ、これはあのザック・エフロン主演『テッド・バンディ』で描かれた裁判を思い起こさせる!

ドラマは現代日本に設定する事によって、犯人はネット動画投稿という形で世に事件を知らしめる。米国の開かれた裁判、公開された法廷は日本にはない。未だに裁判の様子を報道する際は手描きの絵で、犯人が望めば自らの弁護をする等聞いた事がない!
米国はそれが当たり前??

なんだかドラマの展開より此方の方が気になって仕方ない(*_*)
Mrsフロイ

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