シーズン屈指の重厚なストーリーライン。

MI5でトラブルを起こしたスパイが集められる窓際部署、スラウハウス（泥沼の家）のTOP、ジャクソン・ラム（ゲイリー・オールドマン）の、昔の同僚スパイが殺される。

同僚の仇を取るために犯人探しに乗り出したラムは、彼が残したスマートフォンに、”セミ（cicada）” という文字を発見する。セミは何年間も土の中で暮らすことから、スパイの隠語で”潜伏者”の意味であり、冷戦時代から潜伏していたソ連からの協力者を疑うが、その背景には大きな陰謀が動いていた。

ラムが率いるチームメンバーは、敵味方が分からない混乱に巻き込まれていく。。というストーリーライン。

感想：
スラウハウスや登場人物紹介の意味合いが強かったシーズン1から、シーズン2は本格的なスパイものへ。

スラウハウスの落ちこぼれエージェントたちが、互いに助け合う中で結束を高め、仲間になっていったシーズン1に比べ、ゲイリー・オールドマンの「裏切りのサーカス」のような、誰が敵で誰が味方か分からず、敵も味方もあっさり死んでいく、ダークでシリアスな展開でした。

このドラマシリーズは面白くて、すでに年末年始で一気にシーズン4まで見てしまっているのですが、シーズン2は登場人物が多い上に、亡命スパイや二重スパイ、組織内の非協力者などが複雑に入り混じっており、最も難解。ただ、好きな人にとってはたまらないシーズン2だと思います。

物語では、ドラマの主人公のひとり、熱血漢でちょっとドジなスパイ、リヴァー（ジャック・ロウデン）が、手がかりを追って、ロンドンから車で二時間程度の郊外、コッツウォルズの田舎村へ向かうのですが、そこの風景がとても良く、石畳や石造りの橋などがあって、まるでドラクエに出てくるような小さな村の趣で、実際に行ってみたくなりました。

参考：
イギリスの可愛らしい村「古い街並みが変わらずに残っている山村 コッツウォルズ カッスル・クーム」
https://bit.ly/4j6iQ5p

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死んだ元スパイのことを探るスローホースたち。この件にはロシアのスパイが絡んでいるようで…

やはり後半から本格的に話が動き出していく構成。
今シーズンはラムの部下想いなところやリーダーとして敏腕なところがより見えたかな。
チャールズの件が更に明らかに。
新メンバーも加入。

毎シーズン一人二人は今期限りなキャラが出てくるのかなあ。次シーズンはどうなる。
スローホースは落ちこぼれの除け者扱いされてるけど、この人たちが組織救ってると思う。
あとなんでそもそもM I 5入れたの？って思うようなポンコツな人がちょいちょいいる笑

• #ojigi☆4以上
• #スパイ

YouTubeのブラックホールで宇多丸師匠が宣伝してたのキッカケで観てます。結論、毎シーズン趣向を凝らして飽きさせない。

結構ドラマみてる人でも、やられた〜と騙されちゃう展開多め。裏の裏まで読まないとスパイは務まらんのです🕵️‍♀️

主要人物像が容赦なく入れ替わっていくドラマ(24、Breaking Bad、ゲースロ)のヒリつきが好きなので、今作もたまらないです✨

Apple TV＋でしか観れませんがぜひぜひオススメ🙏