石子と羽男―そんなコトで訴えます？―の皿笊のネタバレレビュー・内容・結末

凸凹な二人が足りない所を補い合い、歩み寄っていく最高のバディ。羽男先生が天才弁護士というありがちな奴かと思っていたら、有能&ポンコツというのが面白かった。一方の石川さんは堅物と見せかけて純粋な想いを持つ人。二人の相性が不思議と良く絶妙なハーモニーだった。派手な事件ではなく街弁らしい身近な問題から始まるのも副題に沿っていて良かった。主要キャラの大庭さんは当然として、事件で関わる他の人にも人生が見えた。映像面では裁判等に備えるリハーサル場面が見応えありかつ必然性もバッチリで毎回ワクワクした。他に説明台詞の演出も色々趣向を凝らしていて面白かった。