MUTU

新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~のMUTUのレビュー・感想・評価

1.5
甲斐谷忍による日本の漫画作品の実写ドラマ化。

2120年、名立たる戦国武将のクローンが集まる名門不良高校を舞台に、彼らがテッペンである総長となるため争い合うSF漫画。

ヤンキーコメディドラマでした。武田信玄役の満島真之介さんがこの作品の前でもヤンキー一家の長男役をやっていたので。「また?」と思ってしまいました。また、確実に学生とは言えない年齢の方達が散見されましたね…(家康役の小澤征悦さんの配役は完全に狙ってますね)

序盤のヒロインの刀が、個人的に大好きな作品(スター○ォーズ)のライ○セイバーのマネで(ビジュアルも音も酷似していて)正直不快でした。このドラマ自体面白ければまだ良かったのですが。残念ながら、そうでは無かったので。大好きな作品がバカにされてる感じがして非常に嫌な気分になりました。(面白いと感じた方達にはゴメンなさい…🙇‍♂️)

ストーリーもトンチンカンで、キャストに予算が掛かっているのか話が薄い。ギャグにしても、中途半端で思い切りが無い。
主人公が決めセリフ的に「うつけが!」と使うが…。これ視聴者側が制作サイドに向けたお気持ちを、あえて自虐ネタセリフにした演出だよね...?そうだよね?そうだと言ってよ信長くん!

頑張って捻出して唯一褒められるとすれば、伊達政宗役の三浦翔平さんの三枚目役者感が良かった。「ドラマ ハコズメ」辺りから個人的に好きです。

ですが、それだけな作品でした。
MUTU

MUTU