「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」と「スリーピーホロウ」を掛け合わせてさらにホグワーツ要素をぶち込んで最後にアダムスファミリーの皮を被せました感。
1話見た時点で「俺の見たいバートンが帰ってきたかも?」と期待値上昇したんですが、そこからだんだん降っていって、7、8話は「コレジャナイ」感が8割ぐらい頭の中を占めておりましたですよ。
冷淡でサイコパスなウェンズデーを期待してたら単に中二病を拗らせまくってるキャラだったり、他の生徒たちと不器用ながら友情育んだりするのは割とガッカリポイント(イーニッドが部屋を出て行ったあと落ち込む姿には見ているこっちが軽く絶望しました)。
さらにさらに、シーズンファイナルまで謎を引っ張りたいが為にウェンズデーが自信たっぷりの感じで間違いを繰り返す間抜けに見えてしまうあたり「それでええんかい⁈」と全力で脚本家にツッコミたくなる展開。聡明といっても所詮は16歳の少女ってことなんでしょうがナンボなんでも度が過ぎる。
なんやかんや文句垂れつつジェナ・オルテガの魅力で最後まで見れました(ご多分にもれず4話のダンスとそのあとのスプリンクラーのシーンは大好き)が、脚本を相当練らない限りシーズン2には期待しない方が良いかな。まあ見ますけどね。