伊藤沙莉ちゃん目当てで鑑賞。
1時間という映画よりも短い中であったもののパパゲーノ達の人生への向き合い方が描かれていて起承転結もあり、ただ答えは明確には見せないというお話が見ていて心地よかった。このドラマを見ていて思い浮かんだ言葉は"逃げるは恥だが役に立つ"という言葉。
人間、ずっとレールに敷かれた人生を生きていくのってやっぱりきついし社会の荒波に揉まれて死にたくなったりそう思うくらい辛くなることってあると思う。でもそう思った時にもも達みたいにやーめたって思って会社を辞めるのは悪いことではないと思う。
死ぬよりは会社を辞めて楽になるなら辞めれば良いと思うしそれでも人生って続いていく。そしてそれでも生きてる人もいる。レールから外れて他人と比較して落ち込むことはあるかもしれないけど同じくらい他に比較すれば自分はましだって思うことももちろんある。
最後のシーンで二人が"死にてー、でもその前にトイレ行きたい"ていうセリフがまさに、こう言えてる間はこの二人は大丈夫って思わせてくれた。死にたいと思うことはあってもそれよりも生理的な欲求(食欲とかトイレ行きたい)とかが勝つわけだしあと1日、って思っていればきっと楽しいことも生きててよかったなて思う瞬間もある。生きてる限り悩みは尽きないけれどその繰り返しが生きることでありそうして誰しも死に向かっていくんだと思う。
時間としても短いのでなんか疲れたなーて時に見たいドラマだなと思った。自分と同じように思う人がいるってことがわかるだけでも心の支えになるもの。