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オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~ Season2のdarumaのレビュー・感想・評価

4.5
(はい来ました!私の好きなやつ巷では低評価!!爆)直近6話神回。まさに「プロミシング・ヤング・ウーマン」!(ネタバレごめん!)マジで映画好きな人に観て欲しい!

Season1を観ていて好きだったので2も継続で観始めましたが、とにかくエピソードがエグみありでリアル。めっちゃイヤミス系です(救いようがない)。物凄く共感(ではないが理解)できるし、オチ的に全くスカッとしない。それがめちゃくちゃリアルで好き。今期は脚本が三浦駿斗さんお一人なので、より強度が高まっている感じです。連話での伏線回収が見事。

主人公は警察官で「他人の感情が視覚表現として色で見える」という奇抜な設定なんですが、それは完全に置いておいて観てください(まあ、感情が見えるから、この話が成り立つといえばそうだが…)。エピソードの骨子が凄くいいです。扱っているテーマというか。社会派、ではないかな?懸念点はメインストーリーよりも各話の方が面白いかも…?(まだ終わっていないのでわかりませんが)

絵をばらまいて(←容疑者から見えた感情を絵に表現して、解決する時に全てを眺めて考える)「見えました、○○さんの色(=犯罪の意図)」ってやつだけは何回見ても苦笑だけど、もはやストーリーが良すぎるので気にならなくなりました。普通だったら醒めまくりだけど、それが気にならないくらい良作ってことです!おすすめ。

余談ですが、この枠(日テレ木24:読売制作)はかなり映画好きにはウケると思う。昨年「彼女たちの犯罪」を観てましたが三宅唱監督や冨永昌敬監督、三島有紀子監督がゲストで出てました。凄くないですか!?過去には藤井道人監督が監督をしていたこともあります(向かいのバズる家族)。
と言っても全クールは観てないのでたまにそういう時があるだけなのかもですが、自分が狙いをつけた時はわりと当たりな気がします。

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以下、ざっくり各話の要旨と感想(ネタバレありです)

(まず1-4話を一気見しました)
1話推し活極みのエグさ、2話失われた30年の重み、3話心理的な拘束、4話ヘリコプターペアレント(初聞き!)どれもエッジ効いてるけど理解できて意表も突く、どうしようもなさ(裁けない)が凄く良。

5話。単話としては美人局ってすぐわかったけど、まさかの転落死がこんな所で繋がってくるなんて…!やっぱ脚本家は作品通して一人が担当してるのが最高だよね!!伏線回収系のドラマはそうでなくちゃ!(余談:大学生も店長も見た事あるけど誰!?あらすじで誰かようやく理解←中田青渚ちゃんと田辺桃子ちゃんでした!このキャスティングがまた絶妙すぎる…映画ファンの心をくすぐりますよね!)
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