韓国のおもしろファンタジーなんちゃって時代劇でした。ネトフリからは韓国コンテンツに豊富な資金が投入されているだけあって、とにかく映像にお金がかかってます。
設定が、もう、ふくらましてもふくらましきれないみたいな、なんでもありの思いつくままに書いたような脚本です。悪く言うと、行き当たりばったりの脚本。多分、予算を気にする必要がないから思いつくまま行き当たりばったりの展開ができるんだろうと思う。そして、それはそれでけっこう楽しかったです。
とはいえ、ファンタジー時代劇で20話はなかなかの長丁場だった……。登場人物もいっぱいいるし、役名はほとんど覚えられず、誰がどこの人で、何がどうなったのか、どんどんわからなくなってくる。それでも1話ずつ飽きずに観ていられたのは、元々チョン・ソミンさん目当てで観てたからです。この人は決して美人ではないけどヒロイン役が多く、思った以上に演技もしっかりしていておもしろい人だなと思ってずっと観てました。さすがにアクションはごまかしが多かったけど、目上の人物相手にひょうひょうとした態度で接する演技やまじめな演技を切りかえて演じているのがおもしろかった。
ドラマはシーズン2があるみたいだから始まったら一応、1話だけは観てみようかなと思います。
