にこぺ

ハント・フォー・キラー 狂気の呼び声のにこぺのレビュー・感想・評価

3.5
スウェーデン、1989年から2004年の話で、何人もの女性が殺され、それが同一犯かどうかもわからないまま何年も過ぎていきます。
捜査する信念は熱いのに、上司たる管理に時間が割けず、時代遅れ刑事扱いとなるペレ。相手を否定せず根気よく尋問するモニカ。(こんな時代からスウェーデンも取調べの録音してるよね〜。日本ってホントに遅れてる)この二人を中心に時は流れます。
予算という縛りがいちいち捜査を邪魔します。そして、センセーショナルな盛り上がりはなく、なが〜い緩やかな坂道をずっと上り続けるような展開です。じゃあ退屈かというと、そうでもないのですね。
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