ジャッカー電撃隊のしおまねきのレビュー・感想・評価

最初の７話までは傑作。１クール目は子ども向けにハードアクションを作り込んで、それがちゃんと成功している。特に敵組織のクライムが「世界に犯罪を蔓延させること」を目的にした犯罪組織で、武器や麻薬（！）を密造、密売している設定が良い。２３話の路線変更で没個性化してしまったのは残念。

さらに２３話以降はジャッカーの新リーダー、ビッグワンを立てるため、他のメンバーを下げる展開が多くなってしまう。それまで応援してきたヒーローが引き立て役になり下がるのは釈然としないものがあり、３５話で終了も納得。