右京

KLEO/クレオの右京のネタバレレビュー・内容・結末

KLEO/クレオ(2022年製作のドラマ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2022/9/12-16
ポップな雰囲気をベースに、史実を織り交ぜたダークな世界観が展開されていく感じはとても見やすくて良い。80年代のドイツファッションの再現もあり、美術的には評価が高いと思う。
雰囲気や東西ドイツそれぞれの2人がタッグを組み、その生き方が相反しながらも互いに少しずつ影響されていく感じなどが相まって、ドタバタ感のあるコメディに落ち着いている。しかしスケールは大きいしめちゃくちゃ人が死ぬという相反するストーリーを展開していく感じは面白い。話数が少ないため少し駆け込みになってしまうところが惜しさを感じた。
正直2話まで単調でつまらんが、3話から一気に物語が展開するのでそこまでは多少の我慢が必要。
唯一、ラストに2人が結ばれる感じが本当に要らなかった。終わり方的にはシーズン2がありそうだが、主人公2人の関係性を恋愛で落としてほしくはない。
右京

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