理事長

PICU 小児集中治療室の理事長のレビュー・感想・評価

PICU 小児集中治療室(2022年製作のドラマ)
3.3
✒️作品情報
『PICU 小児集中治療室』は、
同枠で放送され、シリーズが2作製作された『監察医 朝顔』の制作陣が集結して製作される。
PICU(Pediatric Intensive Care Unit、小児集中治療室)とは、難病を患っていたり、怪我あるいは急病により身体が重篤な状態で、集中治療を必要とする15歳までの小児患者を対象に専門的に治療を行う場所のこと。


✒️感想
子供系は涙を誘う物語が多いし、医師は医師で成長物語があります。

ただ斬新なものはそんなに無くて、悪く言えばありきたりなドラマかもしれない。

強いていえばこの作品のテーマは北海道という広い大地の中、どう連携を取れば子供たちを救えるのか?という所にあると思うけど、初回の女児が交通事情で亡くなってしまうというシーンがあるんだけど、それについて、「実際ドクターヘリの搬送もあるし、体制は整えられている」と美瑛町がフジテレビに抗議して、角和浩幸町長は「フィクションとはいえ、医療過疎、住みにくいという印象を与えて残念だ」とコメントした件があると、ドラマとしての詰めの甘さがこの作品にはあったかなと思う。

それは残念。


✒️あらすじ
舞台は、雄大な自然、広い空、そして、地平線が果てしなく広がる北の大地・北海道。人々を魅了してやまない美しい大地である一方、広大すぎるがゆえに搬送までに長時間を要することも少なくなく、刻一刻を争う急患の子どもたちにとっては残酷な土地。「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われてきた北海道で、駆け出しの小児科医が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早くPICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する...
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