映像は凄く良くて酔いしれるものだったが、単純に弱者の描き方がクサすぎてノレるもんもノレない。
主人公ぬいぐるみオリーもわざとらしすぎる塩梅の「優しさ」「素直さ」具合で全然好きなれない。記憶の蘇り方と甦る範囲も都合がキツい。
持ち主の人間側の話も普通に悲しい話だが、演出とセリフの「かなしいでしょう😢」感が強すぎて体が痒くなってくる。
ラストあたりも「このカットで終われこのカットで終われ」と何度も願うクドさで家で見てたのに早く帰りたくなった。
そんな中、ピエロの話はクサいながらも切ないピクサー短編を見ているようで満足感あった。ピエロのキャラもやりすぎ感無くはないが最後の叫び普通にちょっと心動かされたし。