これまで何度か映像化されてきましたが
原作が完結して通して読んだので
今回はより積極的に見たいと思いました。
何せ最後まで映像化してくれるというので。
原作を最後まで読むと
単なる男女逆転で男女の違いを
浮き彫りにしたような作品ではなく
パンデミックやLGBTQ、男女格差などが
より現実的に身近な話題になったことで
より深い作品になったと思います。
秋に完結するということで
前半となる今回ですが
なんといっても四人の女将軍を演じた
俳優それぞれの迫力と繊細さを
併せた演技が素晴らしかったです。
テレビドラマの枠を超えて見入りました。
富永愛さんは特にモデルのイメージが強く
今回の強さとコミカルさと包容力のある
堂々とした演技には驚きました。
スピンオフで暴れん坊将軍をして欲しい。
堀田真由さんはとにかく素晴らしかったですね。
仲里依紗さんしかできない演技だったし
三浦透子さんはある意味一番難しい演技
だったと思います。
女性が故の苦しみと喜びが描かれていた
一方、トップに立つ者の覚悟も
ひしひしと感じました。
尺の問題もあり、本筋と関係ない部分が
削られて少し話が変えられてるのは
残念な部分でしたが
大河ドラマより大河らしいと感じました。
秋の完結編が楽しみです。
