良かった。
耳が聞こえない云々ということでなく、人と人は分かり合えるのであるということを瑞瑞しく描いたドラマだったと思う。希望に満ち満ちたラストで素敵だったし、代田橋駅の地下鉄シーンを終盤に持ってくる日常さよ。そして特に紬ちゃんのセリフの脚色のなさ。そういう細かいところを徹底的に日常から逸脱しない設定に心掴まれた。
大きな起承転結なんて最後までなかったのよ、それでも毎週待ってる人がたくさんいた、連ドラの新しい形か。これで満足させられるのはテーマ設定がうまかったのと役者の魅力が大きいと思う。
スピッツの魔法のコトバがキーになってるのがニクい。
風間くんと夏帆ちゃんの脇役芝居も最高でした。