あきたねる

寄生獣 -ザ・グレイ-のあきたねるのネタバレレビュー・内容・結末

寄生獣 -ザ・グレイ-(2022年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作漫画既読

ラストバトルを見つつ(スコア3.5くらいにしよかな〜)とかうつつを抜かしていたら、最後の最後に原作ファンへの配慮で超サプライズをぶちかましてくれるじゃん。変種同士で共闘するシーズン2待ったなし。

大元の組織を教会や宗教団体にして人を集めるのは今時で面白かった。韓国のパラサイトは最初から団体行動をしたり、まとまった餌場を設けたり、かなりスマートで頭が切れる。切れるってのは物理的な意味じゃなくて。

主人公の自己主張があまり激しくないので、その分パラサイト(ハイジ)のバトルシーンや会話などでギャップが生まれて良かった。作中いちばんの良心であったおじさんを退場させるのはいただけないが。
ガンウ(男性メインキャラ)の失うものが多すぎるのでもう少し情けをかけてほしい。吹替 子安武人だぞ。結構なならず者ムーヴをするが、人間臭くて憎めないキャラクターだった。彼の姉は原作でいう田宮枠。

基本的に男女ペアで行動しているが、恋愛に発展しないので好印象。6話構成じゃ恋愛している尺がないので。