配信される前からずっと楽しみにしていたドラマ。ジェフリーダーマーという人物については本やネットの記事などで大体知っていますが、改めて恐ろしい人物だなと思いますね。著名な連続殺人犯(シリアルキラー)といえばジェフリーダーマーを筆頭に、本作でも少し出てきたジョンウェインゲイシー、テッドバンディ、チカチーロ、エドモンドケンパー、ちょっと昔に遡るとアルバートフィッシュ、その他諸々いますが、まずはこの辺りを思い浮かべますね。その中でも特に非人道的なのがこのジェフリーダーマーという男だと思う。ダーマーは死体切断、屍姦、食人を全てやっている上、挙句の果てに生きている人間の頭にドリルで穴をあけてそこに塩酸を流し込み自分の思い通りになるゾンビを作ろうとしたという、とても同じ人間がやったとは思えない程の残虐な行為は凶悪としか言いようがないですね。本作のドラマの感想としては、家族や被害者側の視点を削ってもっとダーマーの犯罪者側の視点で観たかったなと思いました。ダーマーの幼少期から犯罪を犯すようになるまでもっと深く掘っていってほしかったです。このダーマー役を演じたエヴァンピーターズは素晴らしい演技をしていましたね。今後の活躍に注目です。血液を飲み込むシーンはリチャードチェイスを思い浮かべましたね。連続殺人犯の主な特徴としては精神疾患に加え、性的倒錯、幼少期に受けた精神的、身体的虐待、動物虐待(残忍な方法で殺すなどの行為)、放火癖、暴力的な空想などがあるらしい。もちろん、これらの行為をやったことがある人たちが全員が全員連続殺人犯になるわけではなく、本当にその中のごく僅かの人たちが行動をして連続殺人犯になるということですね。そのごく僅かの人物で統計を取ったらこういう特徴が出てきたらしいです。もっとこういう犯罪者のドラマが観たいですね〜。次はエドモンドケンパーあたりをやってほしいです。