良質のサスペンス。
妻を亡くし、閑静な高級住宅街で2人の娘を育てる外科医が、16歳の娘の失踪をきっかけに、周りの大切な人たちの抱える秘密に深く飲み込まれていく。全8話。（あらすじより）
原作は、ミステリー作家のハーラン・コーベン。過去33作品がNYタイムズのベストセラーリストの1位になり、世界中で7,500万部以上が刊行されてる超売れっ子。最近はNetflixとのコラボで作品が次々と映像化されている。「ザ・ストレンジャー」、「イノセント」など高評価作品多し。
とは言っても、作品のパターンは結構似ていて、（幸せの絶頂で）主人公にとって大切な人が突然失踪、その後大切な人の黒歴史が明らかとなり、自身の闇とも対峙せざるを得なくなるという感じの流れ・・・今作も、その流れはほぼ同じで、一見無関係に見える過去と現在の事件・人物が、予想を超えて結びついていく展開が見どころ。
最後の最後まで娘ジェニーの失踪の理由と真犯人は明かされず（予想もムズい）、スリリングで続きが気になるストーリーはなかなかのもの。
キャストで特筆したいのは以下のお二人。
外科医のくせに仕事ほとんどせずに暴走気味の主人公トムを演じるマイケル・C・ホールは、どう見ても強面の犯人顔。そして、トムの親友ピートを演じるマーク・ウォーレンがなんとも渋いが、こちらもやっぱり犯人顔でそこを狙ったキャスティングか？でも、よく見ると「華麗なるペテン師たち」のダニーと知って、ちょっとびっくり。
タイトルも皮肉が効いてる。ゲートの中で隠し守られているからこその「SAFE（安全）」って。
え？ シーズン2？😳
