このレビューはネタバレを含みます
イントロのデザインとか色味、イラストが格好良い。なんか作品の内容にはそぐわない気がしたけど、まぁいっか。
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結局、みんなマスクガール。
オンラインでやりとりしていたり、配信をみてアレコレ、なんだかんだ言っている人たちもそう。仮面被っている。全員が“ガール”ではないけど。
主人公のキム・モミは、容姿に恵まれなかった。細身で背が高いのだけど、顔がイマイチ。本人も分かってる。夜な夜な仮面を着けて妖艶なダンスをライブ配信してる。
楽しくやっていたのに、悲しく恐ろしい事件が起こってしまう。
整形して美しくなって見返したい。人生やり直したい。と思った矢先に殺人まで犯しちゃう。チュ・オナムを殺しちゃった。レイプされて妊娠まで…
しかし、モミは美しく変わった。
そして強くなっていた。
ところがオナム殺しで警察に捕まり、ついには刑務所へ。
刑務所での立ち振る舞いは、怒りに駆られた獣そのもの。暴れては、過酷な懲罰を受ける。損するけど、彼女にとっては関係ない。やられたらやり返す！その一貫した姿勢が格好良かった。
途中、入所してくる顔面タトゥーの金髪の女の子！何者？クールやったな。あの子のヤバさ…見たかったけれど、何事もなく風のようにスルーだったのが個人的に残念。
振り返ると本作は、最終的に母の愛がたっぷり描かれた作品だった。終始、暗いけど。母娘の絆、女の友情、女の対立…いろんな女子とオバハンが見られます。
そういえば、臓器移植のための手術って、やっぱり、あれは罠…だよね。あの刑務所のボス猿2匹…憎たらしい！
