SPドラマは、警察学校という設定は面白かったけど、出演者はまぁまぁで、
連ドラ版は、出演者は豪華だけど、1話完結の事件かつ2話で1部下交代だと、刑事ドラマのメインである謎解きの部分が駆け足で1話1話の面白さに欠けるかつ、豪華な部下ゲストのキャラの深掘りが足りなくなってしまってる。
これは構成の残念ポイント。
犯人が一律みんな自分の犯罪は暴かれないというスタンスなのもちょっと謎だし、
犯人が強迫性障害とか、妊婦とか、シングルマザー/ファザーとか弱い立場な人たちなのもなんか辛い。犯罪によって救われるとは倫理的に言えないけど、社会的に大変な人たちの救いになるような話があってもいいのにね。フィクションでくらいさ。
あとはSPドラマから脚本家は変わってないので、女の描き方が古臭い。
〜だわ、なんて今時の若い女の子が使うかな?
女の敵は女、という決めつけも嫌だ。男だとプロファイリングなのに、女だとドロドロのドラマが好きが転じた妄想とする感じとか。
こういうところ日本ドラマはアップデートして。
そんな文句言うなら見んな!って言われそうだけど、染谷将太がキャストされたんですよ。月9ですよ。
このために、、、18時間、、、
でも、結果観て良かったと思ってます。
染谷将太のために書かれた役じゃ無いけど、前クールの福ちゃんとか全く違うイメージの役で、結婚してるというのも珍しかったし、2話で登場から完結までやるから展開が早いけど、過去の恐怖に囚われた時と、解放された時の表情の違いとか、分かりやすく段違いなのが分かる。
余貴美子さんも上手い女優さんなので、ラストシーンは泣きましたね。清涼剤、堀田真由ちゃんとの掛け合いも良かった!
毎度豪華なゲストで楽しませていただきました。