このレビューはネタバレを含みます
脚本力がすごい、さすがバカリズム
一見何も関係ないような会話劇がすべてあとで伏線としてつながっていくさまは、ほんとに素晴らしい
主人公たちの世代が、自分に近いため、出てくる学生時代に流行っていたものや内容が非常に共感でき、懐かしさを感じる
毎話毎話、どんどん先の読めない展開が気になる ブラッシュアップするたび、記憶がある分賢くなっていくが、ナッチミーポンと疎遠になっていく様がリアルだった
同じくやり直しをしているマリリンの登場以降物語が更に進展しより面白い展開となった
それぞれの人生で出てくる職業について、リアルな裏側までしっかり描いており、自分の知らない職業の実態がわかって発見もあった
今期No.1 バカリズムの次回作も必ず見たい
とはいえ、この作品は安藤サクラの演技力と存在感あっての作品であり中に安藤サクラでなければバカリズムのやりたかったことをここまで見事に表現できなかったと思う
安藤サクラあっぱれ