脚本家バカリズムが遂に辿り着いてしまった日本ドラマの究極の頂点。
私は今まで日本のテレビドラマで「Jin(仁)」や「白い巨塔」など素晴らしい日本ドラマに出会って来たが本作が一番最終回の終わった後の満足感が日本ドラマで凄かった。
このサブスクのドラマが勢いついてるこの時代に、地上波でこのクオリティは凄過ぎる。今、韓国ドラマが勢いづいて世界中を熱狂させている中日本の制作費では韓国を相手に出来ないだろうと思っていた。だが、制作費を増やすのではなく脚本を面白くするだけでこんなにも素晴らしいドラマが作れることが証明された。これは世界にも胸を張ってオススメできる。
この先本編のネタバレ注意⚠️
毎週何も考えず、ただ笑って見れて良かった！
バカリズムの凄さが分かる。ギャグセンスは勿論の事、ちゃんとしたストーリー仕立てでまるでコントの進化版みたいだ。
セリフだけで進めるのはあまり好きでは無いのだが、(個人的には演技は体で、心で表すものだと思ってる。？？)バカリズムの巧みなセリフ術であまりにリアルな雑談に、日常のあるあるをうまくセリフに表している。なのでセリフだけで進めても全然飽きない。
人生を何度もやり直すという事で8話くらいまで色々な職業を通して様々な人生を麻美が生きていくのだが、途中いつまで続くのかとだらけてしまう事もあるが、毎週毎週違うギャグで視聴者に飽きさせない工夫がされてた。
だが、なっちとみーぽんを航空事故から救う事になって一気に展開される。
最後の人生でなんとか救えてそこから泣ける感じになるのかと思ったらいつもの雑談に、カラオケ。そして加藤の粉雪ww
なんも変わらず日常的な感じにラストを持っていくのがバカリズムぽかった。
ラストは浮いてる車椅子に、4羽が映される。4羽ということは…！
伏線回収もお見事！気軽に笑えて毎週楽しめた！
やばい、めっちゃロスになるw
