少年漫画的なタイムリープは正直食傷気味であったんだけど、このタイムリープは入り口が「人間に生まれ変わるため」という消去法であること、そこから最終的に大切な人の命を守るためになること、という展開がいままでになく、とても新鮮で新しい物語になっていることが本当に素晴らしかった。
世界は変わらないけど、私の大切なものは守られるし、それでいいよね。くらいの気持ちで淡々とタイムリープしてるのも小気味がよかった。女優の皆さん本当に素晴らしかったけど、個人的には主人公・あーちんの高校生時代を演じた安原琉那さんが輝いていた。
あとは挟まれる小ネタの一つ一つがバカリズムさん丸出しで、本当にバカリズムのドラマだなぁというのが伝わってきてすごい。初めてバカリズムの天才性に震えた。
何億年ぶりかに日本のテレビドラマを全話観たなぁ。
