このレビューはネタバレを含みます
今までの人生で出会ってきた「この人何なんだ？」という、結構いる人間たちへの疑問の答え（存在理由？）が全部詰まってた〜〜！！！ビックリ！！！スゴイ！！！大好きだ！！！！
【以下自分用クソ長い反省】
「不倫はしたことないが、不倫ドラマを見まくっているので不倫には詳しい」←ラブロマンス♡純愛♡愛のあるセックス♡みたいな作品や他人の恋バナ全然入り込めなくて、その中で起きるトラブルに対して本気で怒ったり泣いたりしてる人を見ると不思議に思ってたんだけど、アレはそういうのを見たり聞いたりすることにより擬似的にその人生の主人公になってたんだ！
これからはそういう人生にガンガン入っていこうと思う、そういう見方をする！ありがとうバカリズム！
同じように、他人に起きた出来事に対してまるで自分に起きたことのように本気で怒ったり悲しんだり悩んだりする人のことも全然わからなくて「自分は優しさがないのか？もしかしてクールとかドライとかなのか…？」って不安になることが多かったのだけれど、アレは人生２周目で、徳を積もうとしていたのだ！
おれは１周目なので単純に自分に話してくれたという事実そのものを大切にしてたけどそれだけではダメっぽい。それに気付けた。これからは他人の出来事も自分の人生に絡めていくようにする！ありがとうバカリズム！
そして子を産んでからというもの、テレビやSNSで「今の時代に/この国で子どもを持つのは怖い」とか「子どもは今や娯楽と同じで余裕がある人がやってる」的な意見が多数派に聞こえてきて、別にそういう意味じゃないだろうけど子どもがいることを「何も考えてない」って言われてる気がして勝手にしんど〜ってなっていた。
自分は友達に恵まれていて、子どもを持たない友達が自分の子をこれでもかってほど愛してくれているのが伝わるのでとってもとっても助かっているけど、世の中には子を持ったら子なしの友人と疎遠になっていったという人もいる（そういうツイートを見かける）から、あーちんが特に「子どもは国の宝！」とか漠然としたプレッシャーを与えるでもなく純粋に「しーちゃんと別れて今の彼女と出会えないと、福ちゃんの子どもが生まれてこれない！」って奮闘してくれるのがめちゃくちゃ嬉しくて泣きそうになった！ありがとうバカリズム！
偶然カフェで会った旧友に声をかけたりかけられたりしたとき、自分たちが嫌じゃないなら同席お誘いしてもいいんだ！逆にここに座りたいと思ったら「ふたりで話したいことがあるとかじゃなければここにいたいんですけど？！」って言っていいんだーーー！！ありがとうバカリズム！
なっちのナチュラルに周囲をちょっと困らせてしまうムーブは心当たりがありすぎて見てるのつらかったけど、みーぽんとあーちんが徹底的に指摘してくれるから笑えるし後出しでも軽くごめんって言える空気があって助かった！本当にすみませんでしたバカリズム！！！
