Hope3000

罠の戦争のHope3000のネタバレレビュー・内容・結末

罠の戦争(2023年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

待望の『〇〇戦争』シリーズ第3作目!(『銭』は未見です…😖💦💦)


草彅剛主演
井川遥
小野花梨
小澤征悦
高橋克典 他出演


詐欺師の世界から、政治の世界へ。息子の事故の隠蔽から始まる、秘書・鷲津亨の復讐劇。視聴者は、永田町・国会内で起こっている"闇"の裏側と、鷲津の運命を知ることになるーー。


いやぁぁ〜凄い。見応え十分。皆さんにオススメしたい!

何が凄いって、
一筋縄では行かない激しい復讐劇もそうだけど、つよぽんの演技が本当に凄いんだ。個人的に、彼は演技派俳優の中でも「憑依型俳優」(=カメレオン俳優)としてかなりの上位です。もちろん、菅田将暉さんや小栗潤さん、松山ケンイチさん…などもネットのランキングで上位に位置付けられていますが、なぜかつよぽんがランキングに載っていないのが残念…。ただ、つよぽんと窪田くんはカメレオン俳優で、個人的なオシです!!😆👍

何しろ、オープニングのフェードインで映し出される、毎話違う鷲津の顔がめっっちゃカッコいい✨✨一番好きなのは、2/27放送の第7話の顔。まるで肖像画のようで、思わずパシャリしました📸🤣

鷲津の表情の変化は、1話から驚かされます。
穏やかだった鷲津が復讐を誓い、急に表情を変えて怒りでリンゴを握り潰す…。「弱い者なりの闘い方がある」と言っていた鷲津が権力を持つようになると、どんどん周囲に盲目になり、気に入らない者は切り、魔物に取り憑かれたように目が血走る。最後は目を覚ましたから良かったけど、残念ながら今までとは違う人生を歩むことになった…。
とは言え、秘書から始まり秘書で終わるところは、今まで観てきた側からしては嬉しいエンディング👏「おかえりなさい」

つよぽん、怖いよぉ😨どうしてこんな演技ができるんですか…!いつもの天然なつよぽんと全くの別人💦こんな演技、本当に「素晴らしい!」としか言えない👏👏

政治の世界では、隠蔽や不正は当たり前。たとえフィクションでも、これが現実なのかと思い知らされる程、重いけど面白くて、毎週楽しみになるドラマでした。

「権力という魔物に取り憑かれている」ーこれが印象的でした。力を得るともっと上を目指したくなる。しかし代償として、自分が自分でなくなり、人生が狂う。権力を持ち偉い立場になっても、自分を見失わないこと。理性を持ち続けること。その重要性を学びました。


〜個人的に👍と思ったシーンメモ〜
冗談でも、他人に言われて不快に感じることを言ってしまったことを、その場ですぐ、眞人に対して正直に謝れた蛍原は、偉い、すごいと思いました。人はどうしても恥ずかしさや自尊心があるから、自分の過ちに対して「ごめん」とは言いづらいけれど、誠意をもって謝ることを怖がってはいけない。こういうことをちゃんとできることが大事だと思うのです。個人的に、蛍原のことは見習いたいですね(^^)

第8話。鴨居ゆうこの息子・フミヤ。罪を犯したことに、自ら警察に出頭しようとするも、実際にはしなかった。毎日仕事で奮闘する母親の姿を幼い頃からそばで見て来たからこそ、「母さんを守りたかった」からだと…。めっちゃ良い子やん!!誇れる息子に育ってるじゃん!これ泣くやつ〜〜(TT)

第11話。帰宅途中、男子生徒3人のいじめを止めさせたタイキ。いじめを受けていた男子生徒の「すごいね」という言葉に、「なんで?普通じゃん」と返す。父親から受けた教訓をちゃんと実行に移すタイキは、本当に立派としか言えない。将来、自分の子供にも、こんな風になってもらいたい。



つよぽんの名演技、ぜひご覧くだされ!😆
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