原作貫井徳郎の『微笑む人』を観て、この作者に興味を持った。
本作はある理由で警察を辞めた元刑事の玉山鉄二が、再び署からの指令で表の警察組織では捜査出来ない事件を追う。
何だかひたすらに彼が良い人で、理不尽な組織の要求にも真面目に従うのを観ていて、あんまりじゃないのかとシーズン半場まで来て原作のレビューを読んでみる。
すると原作では、玉山鉄二の役どころの他に二人の人物が、所謂裏稼業で警察の追えない事件を追うと言うストーリーらしい。
其れは随分と雰囲気が違う、必殺仕事人の様なストーリーなのか(´- ̯-`)
それにしても、この作者の詳細な事実の描き方は取材力の賜物か！
保育士を辞めて老母の介護に専念する女性やアルバイトでゲームのディバック作業をする若者等、リアルに描かれている。其れが異常な犯罪や狂気に繋がる復讐心に現実味を与えて観る者を恐怖に陥れる。
頑張って最後まで観られるかちょっと自信が無い。。。
