ないちん

王様戦隊キングオージャーのないちんのネタバレレビュー・内容・結末

王様戦隊キングオージャー(2023年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

まさかこんなにハマるなんて思わなかった。戦隊にハマったのは「ゴーカイジャー」以来かな?

前作、前々作と異色作だった為、今度は安定の作風かと思ったけど、驚く事に最も異色作だった!
全員王様⁉
前作に続き俺様レッド⁉いや、全員俺様⁉
キングオージャーって、ロボの名前⁉
というか、地球じゃない⁉今迄戦隊は必ず地球が舞台だった。他の星から始まっても、主な舞台は地球だった。それが全く違う星!これは子供が身近に思わないんじゃないか?(この設定じゃゴーカイジャーが変身出来ないやん😁)

そんな心配などどこ吹く風、始まると考える暇も与えない程のスピードで、ぐいぐい引っ張る展開。クライマックスの連続だった!
語り部の6人目に驚かされ、途中で一度最終回(のような展開)を迎える大胆さ。
そして違う物語が始まる3クール目。
圧倒的すぎる敵に、怒涛の伏線回収とアッセンブル!

そして、1年間通して、子供番組だからこそ、真っ直ぐに描けたテーマ。政治とは?国を治めるとは?それを1年間に及び、真っ正面から描き続けた。
政治家は全員キングオージャーを観ろ!
そして、キングオージャーを観た子供に、将来日本を託したい!

MCU熱が冷めるのとは逆に、1年通して熱が上り続けた。

ありがとうございました、王様達とそれに命を与えた人々。
ないちん

ないちん